「でさ、話変わるけど、渡井と水無月が最近よく会ってるらしいんだよ」 椿本がポケットからお菓子を出しながら言った。 俺はふーんと言いながら左手を差し出した。 椿本はだからね、と続けながら俺の手にお菓子を乗せる。 「渡井が水族館に行くときに告白すんじゃないかなって思うわけ! 卯月も便乗しちゃえば?」 「えー…てゆーか渡井と水無月って有り得ない組み合わせだな…」 身長差30cmはある2人だ。 てか、渡井みたいな男子を水無月が好きになるとは思えねぇ。