「えっ!?あぁ、そうだね!」


「未琴ちゃんどした?」

「え、いいや、なんも!」


水無月は何か無理した顔してるが、俺に分かる訳もないからとりあえず置いておいて。



「卯月はその観覧車乗ったことあるの?」

睦月が問い掛ける。


「いや、観覧車自体乗ったことない」

「マジでか!」

「観覧車乗ったことない人居るのね」

水無月がへーと呟きながら言う。


「まぁ卯月が観覧車とかガラじゃないしなw」

椿本が軽く馬鹿にしてきて、一発頭を叩いた。