「あ、おい!!」 大輝が何か言っているけど、気にしない。 ――スタッ 着地体勢を整えて、着地すると、急いで狭山のもとへと向かった。 「……来たか。桜姫ちゃん??」 寒気がする。こんな奴に、例え通り名であっても、呼んでほしくない。 「単刀直入に言う。お前の目的はなんだ」 こんな奴……早く殴ってしまいたい。