あたしの秘密

「とりあえず、ごめんね。ホテル代はあたしが払うから」

「いいですよ、そんなの。俺が払いますから」

「でも・・・悪いし!」

「だからいいですって」

「いや・・・でも・・・」

「もう!しつこいなあ・・・」

「はい、すみません!!」

「いや、謝んなくていいですから」

「はい・・・」

とりあえずあたしたちは互いに家に帰ることにした