―――――――――――――








「ごめんね。引いた?よね...」


「よょよょょ」


「ん?」


「ょ、よろしくお願いしますっ!!!!!!!!!!」


「え?」


「こんなバカなえみと兄ちゃんですが、末永くよろしくお願いしまッス!!」


「え...えみちゃっ...っっ。」


「借金なんて、えみと、バカ兄ちゃんでちゃちゃっと返しちゃいます!」




花恋さんはこんな苦しみを背負って生きてきたんだ。
すっごく辛くて、悲しい。


「こんなこと忘れちゃうぐらい笑って、笑って、楽しい思い出、3人でつくりましょっ。」


「これからは、えみって呼んでね!花恋!」


「うゎーーーーん...と、年上にはさん付けでしょぉ!えみぃぃ!うゎぁぁぁん。」


「だって3つしかかわんないじゃんょ...ぉ...う、うゎぁぁぁん!!」


「もう。泣かないのぉ!えみぃ!」











こうして、私の家族は1人増えました。