どうしようもなく、今日は1人で帰ることにした。 そういえば、奏多がいないのは久しぶりだな… いつも当たり前のように迎えに来てくれていたから、突然いないとすごく寂しくなる。 いつもと違う奏多の行動が気になって仕方ない。 本当に、何かあったのだろうか… あったとしたら、言ってくれるはずだけど… とにかく後できいてみよう。 そう決めて、下駄箱に向かった。