年下男子とナイショのキス

山本くんの顔をよくよく見ると、
睫毛は長くて、鼻も高くて、目が綺麗。


山本くんの顔を見ると、
甘い眩暈に襲われる。


「山本くん……」


空気が甘くなりかけた瞬間、

ーーコンコン、とドアがノックされた音が響く。


「あ……」


自然に2人の距離も離れる。


「はいっ!」


ドアへ向かうと、ガラガラッとドアが開く。