年下男子とナイショのキス

「まっ…てよ!」


連れてかれたのは、いつもの空き教室。


「やまもとく……ーーっ!」


空き教室に入ると、すぐに壁に押し付けられる。


「昼休みの続き、したくないですか?」

「………は…?」


思わず目が見開いて、息が詰まる。


山本くんの手が伸びてきて、わたしの頬を掠める。


「………やっ…」

思わず声が出てしまい、慌てて手で口を抑える。


「……だめですよ?センパイ」


それなのに、その手を山本くんの手によって退かされる。