年下男子とナイショのキス

1人で、何でだろう。委員会だし、しょうがないからだ!
なんて自問自答してると…


「センパイっ」


後ろから、いつものあの声が。


「山本くん」

急いでドアまで走っていく。

顔を見ると…ーー、……なんか、不機嫌?


「センパイ?委員会の仕事、間に合いませんよ?」

「あ。……うん」


鞄を取りに行き、また戻る。

「それじゃ、結衣!中島くんばいばー……!」


「行きますよ?」

言い終わる前に、手を引っ張られ教室から離れる。

……結衣、なんか言ってた気がする。



「……ちょ…、山本くんっ!」


腕を強く引かれて、
捕まれているところがジンジン痛い。