年下男子とナイショのキス

「……っ!」

また1人でわたわたしだすセンパイをよそに、俺は喋り出す。


「センパイの家族構成、教えてください?」


「…それが、キスより恥ずかしいこと…?」


なんか拍子抜け。とでも言いたそうな顔。



「……俺、センパイのこともっと知りたいんです。…だから、センパイのこと質問してもいいですか?」


「……いいけど…」

なんだか納得いかない様子。

そして、ふと思い出したように


「……って、山本くん…」

「なんですか?」

「…あの、まず手……、離してよ…」