年下男子とナイショのキス

センパイは振り向いて、顔をものすごく引きつらせる。


「…や、山本くん……」

「逃げないでください」


なるべくにこにこしながら話しかけたつもりなのに、センパイの顔はさらに引きつる。


「に、逃げてないっ」

「嘘です。……昼休みも来なかったですよね」

「……それは…」


…センパイ、言い訳探してる。



「委員会って、そんなに過酷なの?」

急に中島センパイが聞いてくる。

センパイの、……好きな人が聞いてくる。



「……さあ…?どうでしょうね」