年下男子とナイショのキス

なんか、山本くんの顔直視できない……


「あ。そうだセンパイ」

またまたにっこりスマイル。

……あれ?
これには、めっちゃ危険信号発生してるーっ!?


「ほんとは、昼休み来なかったんで、俺のいいつけ破ったってことで、中島先輩のことバラしたいんですけど…」


「……けど?」

「放課後、来てくれたんでそれはやめときます」


……来たっていうか…
無理やりつれてかれたけどね…


「それじゃ、昼休みの分も俺の言うこと聞いてくださいね?センパイ」

「………う…」


やっぱり、こうなりますか。

危険信号は未だに健在。


「……今日はなに?」


「うーんとですね……」

一瞬悩んだ後、こう言った。



「……"キスより恥ずかしいこと"。……ですかね?」