★☆★
「……昼休み、べつにさぼったわけじゃないからね…」
放課後の集合場所は、
山本くんの教室。
「………」
「…やっぱり怒ってる?」
「怒ってません」
……うそだあ。絶対怒ってるよ…
うー…と1人で唸っていると、
手首を引っ張られ、山本くんの隣の席に座らされる。
「…怒ってませんから、なんで来なかったんですか?」
切なげな瞳で問いかけられ、
胸がキュウッと苦しくなる。
「わたしなんかに、構ってない方がいいんじゃ…、って思ったから」
「……え?」
「見ちゃったんだもん…。昼休み、キス…」
その先は、なんでか、言いたくない。
「……昼休み、べつにさぼったわけじゃないからね…」
放課後の集合場所は、
山本くんの教室。
「………」
「…やっぱり怒ってる?」
「怒ってません」
……うそだあ。絶対怒ってるよ…
うー…と1人で唸っていると、
手首を引っ張られ、山本くんの隣の席に座らされる。
「…怒ってませんから、なんで来なかったんですか?」
切なげな瞳で問いかけられ、
胸がキュウッと苦しくなる。
「わたしなんかに、構ってない方がいいんじゃ…、って思ったから」
「……え?」
「見ちゃったんだもん…。昼休み、キス…」
その先は、なんでか、言いたくない。

