年下男子とナイショのキス

「んんんっ!?」


中島くんは、山本くんが来るとキスをもっと深くしてくる。


「………え…、センパイ…?」


やだ。みないで。来ないで。


わたしは、有らん限りの力で中島くんの腕をふりほどいて、身体を押す。


「センパ………」

「……っ!」


山本くんがジッとわたしを見る。


そんな目で見ないで。わたしのこと。


「ーーーっ!」


わたしは、逃げるように教室を出た。