年下男子とナイショのキス

それをセンパイに悟られないように、
平然を装る。


「撮りますよー?ハイチーズっ」


お決まりのセリフと共に、カシャッとシャッターが切られた。




★☆★


「んふふーっ」


センパイはにこにこ……、いや、ニヤニヤという効果音がつきそうな笑顔を見せる。


今はピンクペンゴンくんショップの帰り道だ。


ショップは同じところを何度も回ったから、かれこれ1時間くらいは経過した。


「……ご機嫌ですね」