年下男子とナイショのキス

ーーずきん。


……胸が、ズキズキ痛い。

俺に、センパイはあんな笑顔見せてくれたことがない。


中島センパイには、あんな笑顔を見せるのに。


「それじゃ。委員会頑張って」


俺は、立ち上がってた。


「うん。頑張るね」


そう言って、センパイは中島センパイの背中が見えなくなるまで、ずっと中島センパイを見つめてた。


………見なくていいのに。

俺のことだけ見て、
俺のことだけ考えてればいいのに。


センパイの腕をグイッと引っ張る。


「…ーわっ!?」


センパイが空き教室に入ったとわかると、すぐにドアを閉める。