年下男子とナイショのキス

「…ご、ごめん……」


ズザザーッと1メートルくらい離れる。

そうすると山本くんは、
安心したような、物足りないような表情を浮かべた。



「……大丈夫です」


まだ、頬に赤みが残ってる。

悟られないように、そっぽ向いてるのかも知れないけど、隠し切れてない。………バレバレ。


「…センパイ。行かないんですか?」

「……行くよっ!」



そうして、ピンクペンゴンくんショップについてから、15分。
ようやくショップへ入る。