年下男子とナイショのキス

「ほら。ここです」


目の前に、ピンクペンゴンくんショップがある。

店内は、男の子で満員。


「買ってきていいですよ?待ってますから」


そう言って、山本くんはピンクペンゴンくんショップの壁によりかかる。

………うぅ。

やっぱり、こうなるのか…??


チラッとピンクペンゴンくんショップをみる。

5才くらいの男の子から、15才くらいの男の子たちで、店内は満員。


「あの…さ………」

「…何ですか?センパイ」


きょとんとした目で見下ろされる。

……その視線に負けないように、山本くんの制服の裾をギュッと掴む。