夕暮浪漫


***


「…今頃かな…。」


窓から射し込む光が部屋の中を赤く染める
日が暮れ始めた頃。


丁度僕が公園を通る頃だ。



今行ったら彼女はいるだろうか。

僕の見たかった背中はあるだろうか。




…おかしい。

今日あれから
そんなことばかり考えているなんて。


「…コンビニでも行くか。」



そんな言い訳を自分にしながら

わざわざ見に行こうなんて。