夜の闇の中で、月と星だけがファナたちを照らしていた。
あたりは静寂に包まれている。
「カイ!改めて誕生日おめでとうっ。なんか、私この言葉を今日何度も行った気がする。」
そういえば・・・お祝いをするなんていったけれど、何をするか考えていなかった。
「俺は何回も聞いた気がする。」
「あははっ!」
あ~何か考えてくるべきだったわ・・・。
プレゼントとか!
はぁ・・・。
用意しておけばよかった・・・。
「あのさ。」
そんなことを考えていると、急に真面目な口調でカイが語りかけて来た。
真剣な目。
「なに?どうしたの?」
いつもとちがう。
「俺、この城にしばらく帰ってこないから。」
・・・。
え?

