「春菜・・・ありがとう、僕の命が残り1秒でも・・・その時間を春菜と一緒に大切に生きたい」
これが僕の今の素直な気持ちだった。
「頑張ろう・・・ね・・・」
安心したのか彼女は手を握ったまま寝てしまった。
(寒いだろうなぁ〜、手離しても大丈夫かな?)
やっと離してくれた。
余っていた毛布を肩にかけ、しばらく彼女の寝顔を見ていた。
気がつけば朝になっていた彼女はまだ寝ている、
「おはようございます」
ナースさんが入って来た。
「あら、可愛い彼女さんだこと、木野さん体調はどうですか?」
明るいナースだと思った。
「体調はいいですね」
まだ彼女は寝ている。
「今日、お母さんを呼んで今後の治療について話しをします、それと体温計りますね」
まだ彼女は寝ている。
「はい、わかりました」
彼女、生きてる?
「失礼します」
ナースさんが部屋を出て行った。
心配になり彼女の顔をずっと間近で見ていた。いきなり目を開けて起きた、
「勝ちゃん今何時?」
明らかに焦ってる。
「今は7時・・・」
(あれ?もういない!)
これが僕の今の素直な気持ちだった。
「頑張ろう・・・ね・・・」
安心したのか彼女は手を握ったまま寝てしまった。
(寒いだろうなぁ〜、手離しても大丈夫かな?)
やっと離してくれた。
余っていた毛布を肩にかけ、しばらく彼女の寝顔を見ていた。
気がつけば朝になっていた彼女はまだ寝ている、
「おはようございます」
ナースさんが入って来た。
「あら、可愛い彼女さんだこと、木野さん体調はどうですか?」
明るいナースだと思った。
「体調はいいですね」
まだ彼女は寝ている。
「今日、お母さんを呼んで今後の治療について話しをします、それと体温計りますね」
まだ彼女は寝ている。
「はい、わかりました」
彼女、生きてる?
「失礼します」
ナースさんが部屋を出て行った。
心配になり彼女の顔をずっと間近で見ていた。いきなり目を開けて起きた、
「勝ちゃん今何時?」
明らかに焦ってる。
「今は7時・・・」
(あれ?もういない!)

