~king~

朱莉が一緒に帰れない

そう言うから、

俺は1人で駅に向かってた。

「連…??」

いきなり後ろから

女の声がして

振り返ると

「一嘉??」

「そうだよ‼覚えてる??」

「もちろん」

妹である…

一嘉が立ってた。

「なんでお前が…」

「あたしね??

あの家出てきたの‼」

「は‼??」

いみわかんねぇし‼

何で??

「彼氏の家で同居‼」

彼氏??

「年上??」

「うん‼大学生なの‼」

おいおい…。

高校1年の奴が

大学生の彼氏って。