話したい事があるのに、声が出ない。 足が震える。 声も震える。 すると手に暖かい何かが触れた。 憐の手だった。 あたしはその温もりに勇気をもらいながら、大きく深呼吸して口を開いた。 「お父さん達の事が心配で来たの。」