憐ならお父さん達の所へ連れて行ってくれるかもしれない。 あたしは憐の手を握って言った。 俯きながらあたしは呟いた。 「憐…お願いがあるの…。」 「どうした?」 「お父さん達の所へ行きたいの…。」 「………………。」 顔を上げて憐を見つめた。 でも、憐は何も言わない。 「やっぱり…無理だよね。」