「とにかく花梨と話してきなさい。多分花梨は、裏庭の花壇にいると思う。今は春だから…チューリップが咲いてる花壇の近くよ。花梨は花が好きだから。」 わかった。と言うと中川は走っていった。 全く世話の掛かる二人だこと… さぁ花梨、頑張って思いを伝えてね。 と心の中で呟き、自分の鞄を掴み花梨に[先に帰るね。頑張れ。]とメールを送り下足に向かった。