そんなのわかってた。
クラスのムードメーカの拓哉。
王子の次にかっこいいと言われる拓哉。
誰にでも優しい拓哉。
こんな完璧な拓哉が私を見るはずないんだ…
「花梨?………花梨ってば!」
「あっごめん。」
「どうしたの?」
「あっうん。」
やっぱり七海には言わないとね。
「あのねー「はい。くじひいて。」
話そうとすると私達の前にくじを持った委員長がたっていた。
「早くひいて」
「あっごめんなさい。」
と七海が言ったので、私も七海に続いて軽く「ごめん」と謝っておいた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…