「か~りん!早くッ」

私の大親友の七海が読んでいる。

「待ってすぐいく。」

早く用意済ませなきゃ。七海の事いっつも待たせてるからね。

「相変わらず花梨は七海に待ってもらってばかりだな。」

声がしたほうが見ると幼馴染みの拓哉が話しかけてきた。

「ぅ、うるさいな…」

あぁ私ってばまた可愛いげのないことを…
私は拓哉の事が好き。