「グスッ。片思いなんかじゃダメだよ。片思いなんかじゃ…私が一方的に好きなだけじゃ…」

するとギィと床を踏む音が聞こえた。

びっくりして振り替えるとそこには…天宮くんがいた。

どうしよ…聞こえたかな。

「ねぇなんで泣いてるの?」

「……………。」

言わない。言いたいけど…言ったら私が振られる。だから言わない。