「早くお前も来い」 「…うん」 鏡の所へ行くと私と背の高いアスランの姿が写る ―これから何が始まるんだ…? その思いがアスランに伝わったのか… 「目を瞑っておけ… 俺の城に向かう」 無機質に言っていた 何故城に向かうのにこんな鏡の所にいるのかまだ混乱していたが言われた通り目を瞑る するとその瞬間、見えない重力に押し潰されそうな衝撃を感じる 「………ッ!!!」 そして今度はまるで真っ逆さまに降りる何とも言えない浮力感がした お世辞でも気分が良いとはとても考えられない