「あっ!!もうそろそろ 帰らないと…」 「本当だねぇ、また遊びにおいで いつでも歓迎するからね」 お祖母ちゃんは座っていた椅子から立ち上がり 私を見送ろうとしていた 「大丈夫だよ! 最近ぎっくり腰になりかけたんでしょ? 電話で聞いたときすっごい心配したんだから 今日は見送りここでいいから!」 「美香ちゃんもしっかりしてきたもんだ…」 「ウフフっ… じゃあバイバイ」 私はお祖母ちゃんに 手をふり洋館を後にした