渡った所で黒いカラスが 私の足元に降り立っていた …珍しい このカラスは物静かに 私をジッと見上げている まるで、ここから動くなと言っているようだった 「よく見ると、綺麗だね… 貴方一人?」 我ながらカラスに話しかけているなんて寂しい人間だなと感じていたが ………ドンッ!!! しゃがみ込みカラスと 目線を合わせていると けたたましい音が 耳に入る 「…………。」 私は直ぐ後ろでなった音に嫌な汗をかきながら 振り替えった…