「ッ!?………」 ヤバいと思っているのに 肝心な時に足が固まって 動かないし叫び声すら出ない… 「…………ッ」 私はその場にしゃがみ耳を押さえた …死んじゃう そう覚悟し力一杯目を瞑って予想される衝撃を待っていた もう駄目だ。 ――ガシャーーンッ 凄まじい音が鳴り響き キーンという耳鳴りが私の中で響いた 「………………。」 ん? ガラスの割れる音はしたが私はまだ生きている それよか、何の痛みもしない… おかしい…そう思い恐る恐る目を開けてみた