~ The last kiss ~







「あ、あの………」



「なんでしょう」



うっ……こわ…




「そこの獣は…」



未だ固まっている獣が不思議でならない

さっきまで私を追っかけてたのに…




それにルーシィさんもどこから現れたんだろう…






「あれはアイビーというんです」





…アイビー

なんとも可愛らしい名前は見た目とのギャップがありすぎていた






「なぜ固まっているんですか?」




「はぁ…」


ルーシィさんはいきなりため息をもらしアイビーという獣に近寄り




「…アイビーいい加減、ふざけないで」



「分かったよ…」




「えっ…」