「あのー」 ―シーン…… 「ダメだ…ここには人はいないか」 これ以上ここにいても意味ないので引き返そうと方向転回したら… 「―…ん?」 なぜかドクロの置物に目がとまった 「まさか本物じゃないよね?」 こういう代物は日本でも売っているがこのドクロはやけにリアルだ 「…………。」 私はほんの出来心でドクロを触ろうと手を伸ばした ―あと数センチ… ―数ミリ…………