My Love―お兄ちゃんとどこまでも―




「お父さんとお母さん、もう少し笑いましょう!はい、そうです!そのまま撮りますよー?」



12月、父親が休日の今日、ウェディング写真を撮った。

入籍は9月に済ませ、藤森の父親にも報告へと行ったけど、この場に呼ぶ事は出来なかった。

しかし、再び家族になる事を決めた私たちに反対などはせず、いつか孫が出来た時には、一度でも良いから家族として集まりたいと、龍児には言ってたようだ。

まだ、私はあの家に長く居る事は出来ない。

結婚の挨拶に行った時は、息が苦しく感じた。

でも、いつかまた家族としてテーブルを囲めたら良いなとは思う。

せっかく、龍児とまた家族になれたんだから。



-FiN-