―――...あれから、数日経った。 私は、常に雪奈と由香里と行動するようになった。 他のクラスメイトたちとも話したりするけれど、何故か雪奈と由香里と話しているほうが落ち着く気がした。 「ね、今日先生に頼みに行こうよ♪」 今は昼休み。 教室で席に座って長谷川先生に英語を教えてもらわないか、という話をしていた。