「由香里、告白ってどうするの?手紙?直接言うの?」


私がそう聞くと、由香里は答えた。


「えっとね、補習、終わった後に残って、そこで告白しようかな、って思ってるの」


「そっか」


補習終わった後、かあ。


「じゃあ、私たちは先生と由香里2人きりになれるように協力するね」


「......ふ、2人きり...」


その言葉に由香里は、ぼっと顔を赤くした。