―――どうか、先生。


こっちを向かないで。



まだ、その優しさは受け取れなくて。


まだ、過去を話す勇気は持てなくて。


だけど、いつか私の過去を先生に打ち明ける日が来ると思う。





先生になら、いいと思ったから。


心から、そう思えたから。