幕末恋絵巻〜叶わなかった運命の恋〜 土方歳三 君菊 編

「私は土方さんを!」「俺はお前しか愛さない!」



貴方の瞳に包まれながら、眉毛を歪める。

「お琴なんて愛していない!俺はお前だけが!」「ならいかないで!」「無理だ!」「いやっ!貴方と一緒に居れないなら死んだ方がマシ!」


いくら泣いても、それからは涙さえ、拭ってはくれなかった。




黙る事しか出来ない。

息さえ出来ない。
悲しくて辛くて、なんだか消えたい。
「離さないでください…私を……側に…」「咲…」