『最後くらいって…』 ナズナが疑問を浮かべたその瞬間、ガルディニア王は突然激しく咳込んだ。 『ゴホッ、ゴホッ…ハァ、ハァ…ガハッ!!』 激しく咳込んだ後、ガルディニア王は口から血を吐いた。 『ガ、ガルディニア王様!!しっかりして下さい、ガルディニア王様!!誰か!!誰か来て!!』 ナズナはガルディニア王の背中を撫でながら、大きな声で叫んだ。