『おい、お前らジンタから手を放せ!!』
そんなやり取りの中、ジンタを追いかけて来たラッセルが割って入った。
『なんだてめえ!?』
ジンタの腕を掴んでいる手下の男が、ラッセルをにらみつけた。
『なるほど、そいつはジンタの新しい仲間か?』
背の高い男はそう言って、ラッセルを見た。
『ん!?あ、お前…バ、バゼル!!』
背の高い男を見たラッセルは驚いた。
『あん?何でお前が俺の名を知ってるんだ?初めて会うハズだが…』
背の高い男・バゼルは戸惑い驚いた。
『ちょっと過去で見たからな…まさかここで出会うなんて…』
ラッセルは小声で言った。


