『お前ら!!何してるんだ!!』


一人の少年が大きな声を上げ、棒きれを振り回しながら走って来た。


『弱いものイジメはいけないんだぞ!!』


少年は棒きれを振り回しながら、子供たちに向かって行った。


『な、何だよお前!!邪魔すんな!!そんなの振り回したら危ないだろ!!』


子供は少年に怒鳴った。


『うっせい!!』


少年はそう言って、子供たちの頭を棒きれで殴り付けた。


『イターイ!!わぁーん!!ママー!!』


棒きれで頭を殴られた子供たちは喚き声をあげ、走って逃げて行った。


『ふんっ!!どんなもんだ!!』


少年は胸を張って言った。