『お前ら、何の用だ?』


ドアの外から中を覗く3人の背後から声が聞こえた。


3人は背後を振り返った。


振り返った3人の目の前には、髭モジャの図体の大きい男が立っていた。


『あ、もしかしてこの小屋に住むきこりさんですか?』


ミーナは髭モジャの男に尋ねた。


『何だお前は!?』


髭モジャの男は眉間にシワを寄せてミーナの顔をじっと見つめた。


ミーナは少し恐くて後退りした。


『いかにも俺はこの小屋に住むきこりのバダックだが…お前たちは何もんだ?』


バダックは3人に尋ねた。


『あたしの名前はミーナって言います。あたしたちはグラバドールからやって参りました』


ミーナはバダックに自分たちの事を話した。