「うー寒っ」 健太が首をすくめる。 「じゃあ、何で初詣なんて誘いに来るのよ」 「何? 不満? 新年初めては桃ちゃんと出かけようと思ったんだけど」 「……そのさ、桃ちゃんってやめてよ。一応、歳上……」 「じゃあ、桃でいい?」 否定するつもりが……。 桃っていう健太の声がくすぐったくて……。 言葉が出なかった。