記憶の桜 -花空残夢-



私の怪我が完治し、土方さんの怪我が治りかけた6月上旬。




「葛葉さん、文が届いてますよ」




縁側でゆったりとくつろいでいると、隊士の人が私に文を手渡して来た。




「誰からかな?」




差出人を見る為に文を裏返すと、そこには…。




『沖田総司』




と綺麗な字で書かれていた。