「大丈夫だ、俺は必ず戻って来る。それまで、近藤さんはお前に任せる」 「はい、分かりました!」 彼の言う事は嘘じゃない…。 近藤さんを私に任せてくれるという事は、彼は私を信頼してくれている証だ。 私はそれが嬉しかった。 土方さんは馬を走らせ、援軍を呼ぶ為に江戸へ向かった。