記憶の桜 -花空残夢-



「惚気ないでくださいよ~、土方さん」




周りからは茶化されるし…。




かなり恥ずかしい…。




ふと彼を見上げると、珍しく彼も顔を赤くしていた。




島田さん達はそんな彼を見て、放心状態になっていた。




「お、大鳥さん!弁天台場は頼んだぜ」




「あ、ああ」




土方さんは私の手を引き、その場から逃げるように歩き出した。




『あの土方さんが照れた…』




後ろから放心状態の島田さん達の声がした。