記憶の桜 -花空残夢-



彼はかなり怒っているのか、額に青筋を浮かべていた。




「ひ、土方さ、ん…」




私の目の前に居た隊士は背後に居る土方さんを見ると、一目散に逃げようとした。




でも、土方さんの手の方が速く隊士の頭を捕らえ、こめかみを拳でぐりぐりとし始めた。




「いだだだい゙!手の骨がこめかみにッ!?」




「うるせぇ!俺の女を口説いた罰だ!!」




俺の女って…。