記憶の桜 -花空残夢-



「俺は化け物かよ…」




「そ、それより、どうしたんですか?」




「ああ、そうだ。悪いが、武器や弾薬を確認しておいてくれ」



「分かりました」




私は彼から離れ、武器と弾薬を確認していた。




すると、1人の兵士が現れた。




彼は五稜郭からの使者だ。




私は彼を連れて行った。




「土方さん、五稜郭から使者がいらっしゃいました」




兵士達と談話していた彼は『五稜郭からの使者』という言葉に眉間にシワを寄せた。