記憶の桜 -花空残夢-

【土方】


だから、呑ませんなって言ったのに…。




「土方さんっらら、私を置いれ行ったんれすよ!酷いろ思いまれん!?」




涼は呂律の回らない状態で、泣きながら近くに居る兵士に愚痴を言っている。




愚痴を言われている兵士は困ったように俺を見て来た。




でも、俺が助けを出す前に涼は眠ってしまった。